1年生の種子繁殖作物で夏に綺麗な純白の花が咲く。高温・多照を好み、耐乾性に強く、霜に弱い。生産地はインドや中国。ゴマの起源は4000年前、北アフリカのサバンナ地帯といわれています。栽培はナイル川の流域で紀元前3000年前から始まります。のちペルシャ人によりシルクロードを経て漢の時代、中国に伝来します。 日本へは胡(中国・西方諸国)を経て縄文後期に伝わったとされ、殺生肉食の禁止によってゴマの需要は急速に広まります。しかし、ゴマはまだ貴重品でしたので上流階級の人たちにしか手にすることは出来ませんでした。江戸時代に入り全国的な量産が可能になると、ゴマは一気に一般庶民にまで普及します。 世界的に見るとゴマの品種は3000種類以上あるが、ほとんどは白胡麻と茶胡麻が栽培されています。世界の生産量は260万トン、貿易では約50〜60万トンが流通され、日本では世界の貿易量の約3割近く、年間15万2000トンが輸入されています。 胡麻には白ゴマ、黒ゴマ、茶ゴマ、金ゴマの4種類があり、中でも黒ゴマは色素ポリフェノール「アントシアニン」含まれ、抗ガン作用が高いことが知られています。動脈硬化を予防するリノール酸、オレイン酸が豊富で、カルシウムは牛乳の約12倍、ホウレン草の約3倍の鉄分、ビタミンEやセサミン、セサモリン、セサミノールなどゴマに多く含まれているリグナン化合物は抗酸化力が非常に強く、中でもセサミンはアルコールの分解を助け肝機能を向上させる作用があります。 |