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入浴は、肌質・季節などを問わず心身ともに癒し、潤してくれます。 湯船につかるという文化がある日本人ならではの方法です。最近は西洋式のバスソルトやバスオイル等も使われるようになりましたが、それらが無くても、工夫次第で効果的な入浴時間にすることができます。湯船によく使われる杉やヒノキは、それ自体の香りが1つのリラックス効果になります。バスタイムは皮膚に水分を補う最も効果的な時間です。
【気分をリフレッシュさせる入浴方法】
水は毎日あらゆる生命を潤し、洗い清めてくれます。人間にとっても無くてはならない存在です。水はやがて海へ下り雲となり雨となって再び浄化されて私達を潤し洗い清めてくれるのです。気持ちの上でも真から水の恩恵を受けるなら、昔から日本人が持っていたごく普通の水への感謝の方法、接し方に気をつけながらお風呂に入ってみてはどうでしょうか?
■入浴前に体を洗い流す
銭湯でも普通にされているマナーですが、家族で共有する家庭のお風呂となると、つい面倒になって適当に体を流すだけで湯船に入っていませんか?湯船に浸かる前に先ず入念に体を流すと、気持ちよく入浴する事ができます。特に両手の肘から先はシャワー等の流水で洗い流すと、気分的な疲れやマイナスなエネルギーを取り去ってくれると言われています。
■自律神経に働きかける
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、体温調節、呼吸や睡眠の管理は副交感神経が管轄します。副交感神経は他にも皮膚のコンディションに深く関ってきます。自律神経は皮脂の分泌を管理し、また睡眠は細胞の修理・再生を促すのでお肌にとっても非常に重要な神経系です。しかし、副交感神経は自分の意思ではなかなかコントロールできません。そこで、リラックゼーションが必要となってきます。リラックスをすることによって副交感神経に働きかけ、結果的に睡眠や皮膚の新陳代謝を活性化し、肌のトラブルの改善にもつながります。
快適でリラックスを誘うお湯の温度は38℃〜40℃です。熱いお湯は交感神経を刺激するので脳を活性化させますがリラックスは出来なくなります。また、熱すぎると血圧や心拍数が上昇するなど、心臓に負担がかかります。熱めの入浴はむしろ朝の目覚めを促します。38℃程度のお湯では副交感神経が優位に働きますので就寝前の入浴におすすめです。
| ■感謝も心にとっても良い |
お湯に浸かっているときや、シャワーで体を流しているときなどに、ささやかな水への感謝に思いをはせてみると気分的にもとてもよくなり、リラックスも深まります。イメージとして心身の疲れや汚れを水が吸収してくれている感じで、体が浄化され潤っていくように感じてみましょう。 |
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【皮膚や体に効果的な入浴方法】
精神的にとても良い入浴ですが、それによって得られる物理的な効果も大きいのです。入浴が人体に与える効能は3つあると言われています。
@温熱効果
お湯に浸かって体が温まってくると体が緩み、血管も拡張し血流がよくなります。細胞や体の各器官が温熱効果で活性化され、新陳代謝も活発になります。程よい温度で時間をかけて入浴すれば、蓄積していた老廃物が排泄されます。
A静水圧効果
リンパマッサージで知られるように体をちょっとさすってみたり動かしてみたりするだけでもリンパ液の流れに影響します。リンパ液が移動するためには筋肉の収縮などの圧力が必要になりますが、筋肉が小さいあるいは弱い人の場合、リンパ液の流れが滞りがちになります。しかし入浴時には体全体が水圧を受けるので、リンパ管も適度な圧力によって収縮し、それによってリンパ液も心臓のほうに戻っていきます。リンパ液によって持ち去られた老廃物はやがて尿となり体外へ排出されます。
B浮力効果
水の浮力により体重は約10分の1になり、水の中では軽くなった体を自由に楽々と動かせます。普段使わない筋肉も動かしやすくなり、結果的に固まっていた筋肉をほぐします。水の抵抗があるので通常よりも運動量が増え、必要以上の動きは抑えられ、筋肉の強化やリハビリテーションにもなります。
■反復半身浴
38度前後のぬるめのお湯をみぞおち辺りぐらいまで溜めて10分間浸かります。そして5分間湯船から出て体を冷まし、再び湯船に10分浸かります。これを約3回繰り返します。湯船から出ている5分間の間にのぼせないように膝から下にシャワーで冷水をかけても良いでしょう。
これを行うことによって体全体の新陳代謝を高め、熱により顔の毛穴が開き、皮脂が溶け出してきます。汗と共に皮膚の奥に隠れていた皮脂も溶け出してきます。非常に効果的で顔もさっぱりします。また、体温も安定し冷えなどにも効果があります。唯一の欠点はお風呂に時間がかかることですがそれだけの効果は期待できます。のぼせないよう、自分のペースで試してみてください。
■塩浴・塩マッサージ
塩は、昔から神示等に使われたり、その防腐効果から、邪気を祓い清める力があると信じられてきました。この様に塩による心理的な効果は以前から言われてきましたが、最近では塩の効能が実際に体に良いという認識が広まり、塩入の化粧品や入浴剤、塩エステなどを実践する人も増え、塩に関する関心も高まってきました。
塩には毛細血管に作用する温熱効果、角質に作用しお肌をツルツルにする効果があります。※実際に塩マッサージとして広く行われるようになりました。
最近では半身浴をされている方は多くなってきているかと思います。若干ぬるめのお湯にゆったりつかるのが好ましいとされており、平均温度は40度くらいとし、季節に応じて温度を変え、夏なら±1℃、冬なら+1.5〜2.5℃(寒くない程度)の範囲が好ましいです。もちろん温感は人それぞれの違いもありますから、あくまでも目安として参考にして下さい。
【バスタイムでの演出】
半身浴ブームもあり、入浴グッズも増えてきていますよね。防水ラジカセ、本を読むときの防水ブックカバーなどなど。好きな曲を聴いたり、本を読んだり、一日の終わりを振りかえって反省したり、自分を誉めてあげたり。さまざまな過ごし方を楽しんでみてはいかがでしょうか。お気に入りのアロマオイルを1−2滴たらしてぼんやりリラックスするのもオススメです。⇒沐浴
長時間湯船につかりすぎるのも余分な皮脂を落としてしまったり、時にはのぼせてしまったりする場合がありますから、くれぐれも注意してくださいね。
お風呂のお湯の温度は多少異なります。 |
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